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桜七味 × キャバクラ嬢|“味”より先に、香りが記憶に残る卵焼き

2025. ápr. 24.

新宿・歌舞伎町。

キャバクラ「凛」でNo.2を張る桜 葉乃(さくら はの)は、料理をしない。

でも、卵焼きだけは、焼く。

それも、夜の終わり。

フードラストオーダーの時間帯、常連だけが知っている“裏メニュー”。

注文はない。

合図だけ。

「今日は、あれ、いける?」店の冷蔵庫には、専用の容器がある。

そのなかには、葉乃が持ち込んだ桜七味が入っている。

卵焼きに添えると、湯気のなかでふわっと香る。

卵焼きにふりかけると、まず香るのは、桜葉のふんわりと甘く青い香り。

そのすぐあとに、げんこう──乾かした柑橘の皮が軽やかな酸味を運ぶ。

最初は男性客が多かったが、今は女性の指名も増えてきた。

「これ、どこで売ってるの?」

「私の名刺の裏、見て」そう言って葉乃は笑う。

名刺の裏には、小さく“京都麻の葉”のロゴとQRコード。

「味じゃないの。香りが記憶に残るのよ」

週末の夜、酔いも会話も尽きたあと、ふと卵焼きの香りを思い出す。

“あの店”を、思い出す。

葉乃は、自分を売らない。

七味を売る。

けれど、それはきっと、もっと奥の自分の“記憶”を売っているのかもしれない。

“味”より先に、香りが記憶に残る卵焼き。
桜七味を見る

[桜七味]桜葉入り七味唐辛子 - 料理を格上げする和スパイス|10g

▼ キャバクラ嬢、桜 葉乃の「京都麻の葉 物語帖」
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