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麻炭で薫る癒しのお香 × キャバクラ嬢|煙が静まるころ、私は“夜”を脱ぐ

24 kwi 2025

午前2時すぎ、新宿・歌舞伎町のネオンが静かに息を吐きはじめるころ、桜 葉乃(さくら はの)は、タクシーのドアを閉めた。

帰り道の信号の音が、いつもより遠く感じられたのは、今夜、少しだけ感情を使いすぎたせいかもしれない。

部屋に戻ると、着替えより先に、棚の缶に手を伸ばす。

──麻炭のお香。

京都麻の葉の小箱から、小さな円錐型を取り出す。

ライターの火が一瞬だけ照らし出す先端。

やがて、煙が音もなく立ち上がる。

香ばしくて、やわらかくて、どこか土のような安心感をともなう、深い匂い。

葉乃は、ソファにもたれながら目を閉じた。

店で交わされた言葉、笑い声、見送った背中。

そのすべてが、煙に混じって空気に溶けていくようだった。

「お疲れさま」って誰にも言われない仕事だからこそ、この香りがあってよかったと思う。

誰とも話さない時間にだけ、自分の輪郭が戻ってくる。

麻炭のお香は、天然素材でできている。

化学香料を一切含まず、燃えるたびに、空気をすこしだけ“まっさらに”してくれる。

煙が細くなりはじめたら、そろそろ夜が終わるサイン。

この香りが消えるころ、葉乃はやっと自分の名前を思い出す。

今日もたくさん演じた。

でもこの部屋では、誰にも見せない“素”に戻ってもいい。

明日はまた笑う。

だけど今夜だけは、誰でもないわたしで眠る。

煙が静まるころ、夜の仮面はそっと外れる。
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